女性のヨーロッパ一人旅におすすめ!安全な国ランキング10選

おすすめの国・都市

ヨーロッパを一人で旅してみたいけど、安全なのかな?

女性の一人旅でも楽しめる国ってどこ?

こんなふうに思っている方も多いのではないでしょうか?

日本からだとヨーロッパは遠く感じられ、行ったことがなければ実態もわかりにくい。そんな声をよく耳にします。

しかし実は、ヨーロッパは、一人旅初心者にもおすすめなんです!

歴史的な街並み、美しい自然、おいしい食べ物…と魅力が詰まった国が多いヨーロッパ。さらに、公共交通機関が発達していて移動しやすく、英語が通じる国も多いので、一人でも比較的快適に過ごせます。

とはいえ、すべての国や都市が安全とは限りません。地域によってはスリや詐欺、治安の悪いエリアがあるのも事実です。

そこでこの記事では、「安全な国ランキング」と「実体験ベースの注意点」 を紹介します!

  • 治安がよく、女性の一人旅でも安心して楽しめる国TOP10
  • ヨーロッパでおすすめの一人旅アクティビティ
  • 一人旅を安全に楽しむためのコツ
  • 実際に危険を感じたエリア&トラブル事例

など、ヨーロッパで4年生活した筆者の実体験を交えながら詳しく解説していきます。一人旅を計画している方(特に女性、筆者が女性なので)は、ぜひ参考にしてくださいね!

ヨーロッパの安全な国ランキングTOP10

早速、ランキングを見てみましょう!

「Global Peace Index(GPI)」などのデータをもとに、一人旅におすすめの安全な国をランキング形式で紹介します。※独断や偏見も入っていますので注意。

1位:アイスランド

  • 治安の良さ:世界で最も安全な国と言われる
  • おすすめの過ごし方:温泉巡り、オーロラ鑑賞、大自然の絶景トレッキング
  • 実体験ポイント:一人旅でも安心して過ごせるが、物価はかなり高め
  • 物価:💰💰💰 

年間を通して犯罪発生率が極めて低く、女性の一人旅には最適な国です。人口も少なく治安が良いため、大自然を存分に楽しめます。ただし物価は非常に高いため、予算には余裕を持って行くことをおすすめします。

特に食事、宿泊、アクティビティツアーの価格が高く、ヨーロッパの中でもトップクラスの物価水準です…!

たとえば一般的なレストランでの食事が1食4000〜5000円、スーパーでの水500mlが300〜400円、市内のホステルでも1泊10000円程度から。円安の影響もあり、結構高くついてしまいますよね。

オーロラツアーやアイスケーブツアーなどのアクティビティは1回15000〜20000円ほどかかるため、余裕のある予算計画が必要です。

2位:フィンランド

  • 治安の良さ:犯罪率が低く、女性の一人旅でも安心
  • おすすめの過ごし方:サウナ体験、湖畔のカフェ巡り、ムーミンワールド訪問
  • 実体験ポイント:公共交通機関が整っていて移動しやすい
  • 物価:💰💰

公共の場でも静かで秩序正しい国民性で知られ、初めての一人旅でも安心して観光できます。特に首都ヘルシンキは公共交通機関が発達しており、観光スポット間の移動もスムーズです。

3位:スイス

  • 治安の良さ:政治的にも安定し、犯罪率が低い
  • おすすめの過ごし方:アルプス観光、スイスチョコレート巡り、美術館散策
  • 実体験ポイント:夜でも比較的安全だが、物価はヨーロッパ随一の高さ
  • 物価:💰💰💰 

政治的な安定性と高い治安水準を誇る国で、アルプスの絶景や世界的な美術館巡りを安全に楽しめます。観光インフラも整っていますが、物価が非常に高いのが唯一のデメリットです。

スタバのコーヒーが1000円くらいするので、要注意です!

食事、宿泊、交通費すべてが高額で、特に都市部のレストランやホテルは極めて高価です。

4位:デンマーク

  • 治安の良さ:都市部でも犯罪率が低い
  • おすすめの過ごし方:コペンハーゲンの街歩き、ニューハウンでのカフェ巡り
  • 実体験ポイント:観光地は安全だが、駅周辺ではスリに注意
  • 物価:💰💰💰 

街全体が清潔で整然としており、女性一人でも心地よく過ごせる環境です。特にコペンハーゲンは観光地として人気が高く、カラフルな建物が並ぶニューハウンは写真スポットとしても有名です。

北欧の物価水準を反映し、特に外食と宿泊費が高めです。ただし、公共交通機関は比較的リーズナブル。コペンハーゲンカードを使うと、安くなることも。コペンハーゲンを観光する際におすすめの、公式観光パスです!

5位:オーストリア

  • 治安の良さ:治安が良く、夜の街歩きも比較的安心
  • おすすめの過ごし方:ウィーンのオペラ鑑賞、美術館巡り、カフェ文化を楽しむ
  • 実体験ポイント:落ち着いた雰囲気で、初心者向けの一人旅にもぴったり
  • 物価:💰💰

歴史的建造物が美しく保存されており、文化的な観光を楽しむのに最適です。治安も良好で、初めての海外一人旅にも向いています。特に首都ウィーンは芸術や音楽を気軽に楽しめます。

6位:ノルウェー

  • 治安の良さ:犯罪率が低く、のんびりと旅できる
  • おすすめの過ごし方:フィヨルドクルーズ、オーロラ鑑賞、ハイキング
  • 実体験ポイント:自然が魅力的だが、物価が高め
  • 物価:💰💰💰

壮大な自然景観で知られる国で、治安の良さと相まって一人旅でも安心して観光できます。フィヨルドクルーズやハイキングなど、アクティビティも充実していますが、高物価なのが難点です。

もうお分かりでしょうか? 北欧は安全なんです。問題は物価だけなんです…!

7位:オランダ

  • 治安の良さ:アムステルダムの一部地域を除けば安全
  • おすすめの過ごし方:ミュージアム巡り、運河クルーズ、チューリップ畑散策
  • 実体験ポイント:レッドライト地区は夜の一人歩きを避けるべき
  • 物価:💰💰

アムステルダムを中心に、美術館や歴史的建造物が充実しています。自転車での観光も人気で、運河沿いの街並みはまるで絵画のよう。ただし、レッドライト地区など一部エリアでは夜間の一人歩きは避けましょう。

正直、オランダのランキングを下げているのはアムステルダム中心部だけだと思っています。オランダで生活していて、治安が悪いと感じたことは今までありません!

アムステルダム、特に夜の外出を避ければ、全く問題ありません。

8位:スロベニア

  • 治安の良さ:東欧の中でも安全な国の一つ
  • おすすめの過ごし方:ブレッド湖散策、温泉リゾート、美しい旧市街散策
  • 実体験ポイント:観光地がコンパクトで移動しやすい
  • 物価:💰

東欧の中でも特に治安が良く、コンパクトな国土のため効率的な観光が可能です。ブレッド湖などの自然スポットや、リュブリャナの可愛らしい旧市街など、見どころが豊富です。

東欧の物価水準を反映し、食事、宿泊、交通費ともに比較的安価です。

9位:チェコ

  • 治安の良さ:プラハは比較的安全だが、スリには注意
  • おすすめの過ごし方:歴史的建造物巡り、ビール文化体験
  • 実体験ポイント:観光エリアは混雑するので貴重品管理を徹底
  • 物価:💰

世界遺産の街プラハを中心に、中世の雰囲気を残す建築物が魅力的です。観光客も多く、比較的安全に過ごせますが、混雑するエリアではスリなどに注意が必要です。

AMY
AMY

ビール1杯100円くらいで、天国でした。

10位:ポルトガル

  • 治安の良さ:リスボンやポルトは観光客に優しい
  • おすすめの過ごし方:ポルトワイン巡り、絶景ビーチ散策
  • 実体験ポイント:丘が多く、歩きやすい靴が必須
  • 物価:💰

南欧特有の明るい雰囲気と、地元の人々の親切さが魅力です。リスボンやポルトといった主要都市は観光客に優しく、美しい街並みや世界遺産を安全に楽しめます。坂の多い街なので、歩きやすい靴は必須です。

西ヨーロッパの中では物価が低めで、特に食事と交通費が手頃です。ただし、観光地の宿泊費は少し高めになることも。

いかがでしたか? 想像していた通りでしたか?

ドイツが入っていないのが意外ですが、近年は結構危険な地域も多いですからね。オランダは意外と順位が低くて驚きました。アムステルダムには、ほとんど行ったことがないのでわかりません。

私がヨーロッパを旅していて、「ここはちょっとこわいかも」と思った地域は後半でご紹介します。

ヨーロッパの安全な国ランキングを参考に、行き先を決めましょう!

ちなみに、オランダや北欧は英語でも通じるので、こちらの記事を参考にしてくださいね。

ヨーロッパ一人旅でおすすめのアクティビティ

カフェ巡り&美術館巡り

ヨーロッパのカフェ文化は、一人旅の醍醐味のひとつ。ウィーンの老舗カフェやパリのサロン・ド・テ、ヘルシンキの北欧風カフェなど、国ごとに個性があります。

美術館巡りも一人旅にぴったり。ウィーンの「美術史美術館」、パリの「ルーブル美術館」、アムステルダムの「ゴッホ美術館」など、じっくり鑑賞できます。ヨーロッパといえば、ですよね。

個人的には、フィレンツェのドゥオーモだけは死ぬ前に一度みてほしいです。圧巻です。

ローカルマーケットでのショッピング

地元の人と触れ合えるマーケットは、一人旅におすすめ。

ここでは、ローカルフードやお土産探しが楽しめます。

一人でも楽しめるツアーやアクティビティ

一人旅だけど、たまには誰かと楽しみたい…

そんな時におすすめなのが現地ツアー!

グループツアーに参加すると、旅仲間ができることも!

私はエディンバラでゴーストツアーに参加しました(笑)

スコットランドの英語であんまり聞き取れませんでしたが、めちゃくちゃ楽しかったです。

フィレンツェでは、パスタ作りも体験して、ティラミスの美味しさに悶絶。

一人旅を安全に楽しむためのポイント

安全に旅行を楽しむために、基本的な注意点を押さえておきましょう。

  • 貴重品は分散して持つ(財布、スマホ、パスポートを一箇所にまとめない)
  • 公共交通機関では常に周囲に気を配る(混雑時のスリ対策を)
  • 現地の治安情報を事前に確認する(特に夜間の移動に注意)
  • 緊急時の連絡先をメモしておく(大使館、警察、宿泊先の連絡先)

女性の一人旅で気を付けるポイント

女性が一人で旅行する際に、特に意識したい安全対策を紹介します。

  • 服装に気をつける(現地の文化に合わせた服装を意識)
  • 夜間の行動は慎重に(遅い時間の一人歩きは避ける)
  • 現地の人との距離感を考える(過度にフレンドリーな対応には警戒)
  • 飲み物には注意(バーやクラブでは飲み物から目を離さない)
  • SNSで現在地をリアルタイム投稿しない(安全対策として、投稿は時間をずらす)

今回の記事は、女性の一人旅に焦点を当てているので紹介しました。しかし、男性ももちろん気をつけてくださいね!

夜は特に、気を抜かないことが一人旅の鉄則です!

一人でも楽しめるスポット&夜でも比較的安全なエリア

女性一人旅でも心配なく観光できるおすすめエリアをご紹介します!

ウィーン(オーストリア) → カフェ巡り、オペラ鑑賞

歴史あるカフェで優雅なひとときを♪ 

特に老舗カフェ「カフェ・ツェントラル」は一人でも入りやすく、ウィーンの伝統的なケーキと雰囲気を楽しめます。

夜はシュテファン大聖堂周辺も明るく、観光客も多いので安心です!オペラ座では立ち見チケットが約500円と格安なので、気軽に本場のオペラを体験できちゃいます。

ヘルシンキ(フィンランド) → 港周辺のナイトマーケット

夏は夜10時頃まで明るいので、港沿いのマーケットでのんびりお散歩も気持ちいい!

マーケットホールでは地元の美味しい食べ物を楽しめます。治安も良く、地元の人々も親切です。フィンランドの夏の白夜を満喫してください!

チューリッヒ(スイス) → 夜景の綺麗なスポット、静かなバー

リンデンホフの丘からの夜景は絶景です!アルプスの山々を背景に街の灯りが輝く様子は、まるで宝石箱のよう✨リマト川沿いは夜でも散歩を楽しめ、おしゃれなバーやレストランが並びます。

高級時計店が並ぶバーンホフ通りも夜は雰囲気抜群。街全体が清潔で安全なので、夜のお散歩も気持ちよく楽しめます。

アムステルダム(オランダ) → ミュージアム広場周辺(レッドライト地区は注意)

ミュージアム広場は夜でも明るく、おしゃれなカフェが多いエリア。特にゴッホ美術館やライクスミュージアムは夜間開館もあり、観光客も多いので安心です。運河沿いのライトアップされた街並みは、写真映えも抜群!

運河沿いの夜景も素敵ですよ!ただし、レッドライト地区は夜間の一人歩きは避けましょう。

安全に関するワンポイントアドバイス

  • どの都市でも、メインストリートや観光客の多いエリアを選ぶと◎
  • ホテルへの帰り道は、できるだけ明るい大通りを選びましょう
  • 貴重品は部屋のセーフティボックスを利用するのがおすすめ
  • 困ったときは、ホテルのフロントや警察に相談できる連絡先を控えておくと安心です!

ヨーロッパで実際に危険を感じた場所&トラブル事例

最後に、実体験をもとに、注意が必要なエリアを紹介します。女性で一人旅をする際には、必ず! 治安を確認してみてくださいね。

ドイツの危険エリア

ベルリン

  • アレクサンダープラッツ周辺(ひったくりやスリが多発)
  • クレウツベルク(活気があるが、一部エリアは夜間危険)

ハンブルク

  • レーパーバーン(歓楽街で酔っ払い&トラブルが多い)
  • 中央駅周辺(ドラッグ関連のトラブルが目立つ)

イタリアの危険エリア

ローマ

  • テルミニ駅周辺(スリが頻発)
  • コロッセオ周辺(観光客狙いの詐欺師が多い)

フィレンツェ

  • ドゥオーモ周辺(人が多いのでスリが多い)

私も地下鉄でスリに遭いましたが、捕まえました。危険なので、真似しないでください。

ナポリ

  • 旧市街(スリ・ひったくり)

イタリア全体で注意すべきこと

  • 公共交通機関はスリが多い
  • フレンドリーな人は大体「何か売る or 詐欺」
  • カフェではスマホや財布をテーブルに置かない

基本的に、イタリアはスリやひったくりが多いです。イタリアに半年間住んでいましたが、一人で歩くときは本当に要注意していました!

自分が実際に聞けんだなと感じたのは、上記の場所です。パリも危険だという話はよく聞きますが、私は2日しか滞在していなかったので、実証できていません。

以下のところは一般的に、危険と言われている地域です。

パリ北駅・東駅周辺(フランス)
パリの主要ターミナル駅である北駅(Gare du Nord)と東駅(Gare de l’Est)の周辺は、特に深夜帯の治安が良くありません。スリや置き引き、声かけなどのトラブルが報告されており、夜間の一人歩きは危険です。

アムステルダムのレッドライト地区(オランダ)
観光名所として知られる一方で、夜間は危険なエリアに変貌します。飲酒や違法薬物に関連したトラブルが多く、特に女性の一人歩きは避けるべきエリアです。写真撮影も禁止されているので要注意。

バルセロナのラバル地区(スペイン)
ランブラス通りの西側に位置するラバル地区は、昼間は観光客も多い地域ですが、夜間は治安が悪化します。スリや置き引きだけでなく、より深刻な犯罪も報告されているため、夜間の一人歩きは避けるべきです。

極力危険からは避けて通るのが、無難でしょう。

安全なヨーロッパ一人旅行を楽しもう!

ヨーロッパは一人旅におすすめの地域ですが、国や地域によって治安が異なります。

特に北欧諸国は世界でも最も安全な地域として知られ、女性の一人旅でも安心して観光を楽しめます。

一方で、大都市の駅周辺や観光地の一部エリアでは、スリや置き引きなどに注意が必要です。

安全な旅のためのポイントをしっかり押さえておきましょう。

  • 滞在先の治安情報を事前にチェック
  • 貴重品の管理を徹底(ホテルのセーフティボックス活用)
  • 夜間の一人歩きは人通りの多いメインストリートを選ぶ
  • 困ったときの連絡先(現地の警察、大使館など)を控えておく
  • 旅行保険への加入も忘れずに

また、その国の文化やマナーを理解して旅をすることで、より充実した体験ができます。

地元の人々との交流を楽しみながら、一生の思い出に残る素敵な一人旅を満喫してください。

AMY
AMY

もう10年以上前ですが、私は大学の卒業旅行に2週間のヨーロッパ旅行を楽しみました。そのおかげで、ヨーロッパにまたいきたい、住みたいという目標ができ、達成しました!

だからこそ、みなさんにも、安全に最高の体験をしてほしいのです。

何より「備えあれば憂いなし」

事前の準備をしっかりして、安全で楽しい旅にしましょう!

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